pattern office terry-K(パターンオフィステリーケイ)
代表 内田 響子
経歴
文化女子大学(現文化学園大学)短期大学部にて被服を専攻。同大学短期大学部専攻科研究生を修了後、大手アパレル・有名アパレル等でパタンナーとして勤務の後、独立。
ユニバーサルファッションをオーダーメイドで製作する
他、社交ダンス衣裳の製作に携わる
2015年より某手芸店にて洋裁教室の講師を行う
2017年より自宅にて洋裁教室を主催。同時に出張手芸教室も主催
2019年よりファブリックステンシルの第一人者である角田まさ子氏に師事
2020年11月 角田まさ子のファブリックステンシル公認講師資格取得
現在は三人姉妹の母をしながら、育児と仕事に日々奮闘中。
保有資格
・パーターンメーキング検定2級
・カラーコーディネーター検定2級
・ファッションビジネス能力検定2級
・ファッション販売能力検定2級
他
起業の思い
私が起業しようと思ったきっかけは伯母の病気でした。
病気を患った伯母は、今まで出来ていたことが段々と出来なくなっていきました。
例えば、小さなスナップボタンが留められない。ボタンが掛けられない。ファスナーを上げることが出来ない。
そんな伯母の姿を見て、私はボタンを付け替えたり、簡単なリフォームをしました。
始めの内はその程度の工夫で問題は解決していました。しかし症状が進行する内に 今まで着ていた服が益々着づらくなっていったのです。
そうなると着る洋服はいつも一緒。パジャマやゆったりしたトレーナー。
家に居るだけなら構わないでしょうが、病院やデイサービスに通ったり、ちょっとした買い物や美容院など、どこへ行くにも部屋着のような格好になってしましました。
大きなサイズの服を着れば確かに着やすいでしょう。しかし着用後は衿ぐりがガバガバしていたり、妙に袖丈が長くて結局折り上げなくてはならなかったり。決して『おしゃれ』とは言い難いのです。
部屋着と外出着の区別も無くなってしまうので、気分転換も上手く出来ない。病気のせいでもありますが、何をするにも億劫になり、友人に会うのでさえ面倒くさがりました。
福祉グッズを扱うお店にも洋服を探しに行きましたが、種類が少ないので伯母が希望するデザインを見つけることは出来ませんでした。そこで私が伯母好みのデザインで身体に合わせ洋服を作りました。すると伯母はとても喜んでくれた上に、今まで介助を必要としていた着替えが一人で出来たのです!
私は伯母の様子を近くで見ていて、『おしゃれ』をすることで気持ちの持ちようが変わることを改めて感じ、『おしゃれしたい!』という気持ちを大切にしてあげたいなと思いました。どんな状況になろうとも、おしゃれすることを諦めず 一人でも多くの方におしゃれを楽しんでもらいたいと思っています。
ユニバーサルファッション
皆さんは『ユニバーサルデザイン・ユニバーサルファッション』と聞いてどんなデザインを思い浮かべるでしょうか?
誰もが着やすい洋服?でも、それってどんな形?
私はユニバーサルファッションとは、『一人一人に合った洋服』だと思います。
人は個体差がとても大きいです。年齢、障害の有無、痩身型、肥満型等、人によって様々。
更にデザインの好みも様々です。
『一人一人に合った洋服』を提供できるのが、オーダーメイドだと思っています。
皆さんもぜひ、オーダーメイドであなただけのオリジナルを着てみませんか?
プロのパタンナーがご希望に応じてオーダーメイドでお洋服を作ります。
発表会や結婚式などのセレモニー、身体にフィットするお仕事用スーツほか
ご病気や障害がある方、介護を受けている方も自立しやすい服なども制作します。
アトリエは東京都清瀬市にありますが、遠方よりもご依頼いただけます。
お気軽にお問合せください。